＜ロース＞（胸から腰にかけての背中側の部分）
キメが細かく、肉質も軟らかいので豚肉の中でも高級な部分です。ふちの脂身の部分にうま味が濃縮されています。
＜肩ロース＞（ロースから続く、首から肩の部分）
もっとも豚肉らしい深い風味の部分で、脂肪がほどよく入ってほとんどの肉料理に利用できます。
＜ヒレ＞（ロースの内側にある部分）
標準的な豚から1kgしか取れない貴重な部位。ふちの脂身の部分にうま味が濃縮されています。
＜バラ＞（胴部分のお腹側の部分）
赤身と脂肪の層が3段階位になっていて、別名「3枚肉」とも呼ばれています。風味とコクに優れ、ベーコンはこの部分を使用して作られています。骨付きのものはスペアリブと呼ばれます。
＜モモ＞（ももの部分）
「うちもも」と「しんたま」に分かれます。赤身中心の大きな筋肉の固まりで、キメが細かく脂肪を好まない人には最適の部位です。この部分をハムにしたのがボンレスハムです。